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カラーコーディネーター検定試験 Club Palette Vol.51

新検定スタート スペシャル号!

本年6月の第48回検定より、カラーコーディネーター検定試験®が新しく生まれ変わります。
ビジネスシーン、プライベートでより活用できる知識が身につく検定となりました。
アドバンスクラス、スタンダードクラスと目的に合わせて2つのレベルを選べます。
今号ではスペシャル号として新検定について記載しています。 ぜひ、新たな検定にチャレンジしてみてください。
(「カラーの最前線を歩く」「INFORMATION」はお休みです)
【INDEX】検定試験日程/COLOR TALK:Topix, Color Trivia/カラーの仕事/カラーの最前線を歩く/INFORMATION:色とアート,おすすめセミナー情報/検定試験情報/プレゼント
検定試験日程

カラーコーディネーター検定試験® が新しく生まれ変わります!
スタンダードクラス/アドバンスクラス
※詳細はこちら

2019年度第46回 2・3級 2019年度第47回 1・2・3級
試 験 日 2020年67日(日) 試 験 日 2020年1129日(日)
申込
登録期間
3月24日(火)~4月24日(金) 申込
登録期間
9月15日(火) ~10月16日(金)
※メルマガの後半に詳しい情報を掲載しています  ※ホームページはこちら
COLOR TALK
TOPICS:“共生”をテーマに、落ち着きのあるシックなカラーを提案:2020-21年秋冬JAFCAレディスウェアカラー

   ようやく春を迎えたところですが、一足早く2020-21年秋冬のJAFCAレディスカラー情報をお伝えします。
   カラーテーマは「COEXISTENCE(共存)」。性別、人種、従来からの常識など、さまざまな見えない壁が崩れてボーダーレスとなっていく状況にある今、だからこそ人類としての品格を大切に、あらゆるものが無理なく共存できる未来をつくっていきたい、という思いがこめられています。
   レディスファッションでは、今後エレガンス方向への流れが強まることを意識して、落ち着きと品のある色を中心に選定されました。カラーグループは以下の4つが選ばれました。

Grace グレース(魅力)

   女性らしいエレガントなスタイルを引き立てる、シックで品があるパープル系カラーグループ。葡萄や熟れた果実のパープルは、夏から秋へと季節の移り変わりを感じさせます。

Lovingness ラビングネス(温もり)

   実りの時期を迎える森の賑わい、秋の華やかさを感じさせるカラーグループ。温もり感のあるブラウン系バリエーションに、クールで強いブルーとグレーが入ると一気にモダンなイメージが加わります。

Link リンク(つながり)

   さまざまなものがつながり、混ざりあい、引き立て合い、共存する。全体的に自然の色を選定していますが、そこにメタリック光沢のグリーンや蛍光イエローをアクセントとし、人工的な自然をイメージしています。

Plume プルーム(羽飾り)

   羽毛や羽根飾りをイメージさせる、ふんわり柔らかなオフホワイト~ベージュ系。微妙な光沢感や、さりげない玉虫調の光が全体をやさしく引き立てています。

   このシーズンのカラーは、自然を感じる色、ベーシックな色が多く選定されています。デジタル社会が加速し大きな変革期にある今、また新型コロナウイルスの蔓延など先行きの不安感もあります。そうした時代には安心感のあるベーシックカラーへの支持が高くなってくるようです。とはいえ、消極的な意味ではなく、定番をベースにしながら新しさを上手く加えていくことが重要になります。

Color Trivia: 色のよもやま話
スカーレット/緋色:Scarlet    この春まで放送されているNHK朝ドラのタイトルは「スカーレット」でした。なぜスカーレットなのかと思いましたが、これは色名のスカーレットにちなんだものでした。
   スカーレットという色は、やや黄みを帯びた彩度の高い赤で、和色名でいえば緋色(ひいろ)にあたる色です。
   ドラマのスカーレットは、信楽焼の女性陶芸家を主人公としたお話ですが、このスカーレットは陶芸にとって重要な火の色であるということ。緋色は明るさそのものを表し、確かに別名火色ともいいます。また信楽焼では緋色の焼き物でも有名です。陶芸に懸命に打ち込む女性ということでしたら、まさに情熱を感じさせる鮮やかな赤にふさわしいように思えます。スカーレットという名前には「風と共に去りぬ」の主人公スカーレット・オハラを思い浮かべる人も多いと思いますが、やはり勝ち気で行動的な女性のイメージがあります。
   古来から緋色は、紫に次いで位の高い人が身につける色でした。その一方で、ミステリー小説のタイトルにもよく使われています。それは血の赤のイメージからくるのかもしれませんが、赤でなく緋色と表現するだけでミステリアスな感じがします。情熱を表し、高貴でありながらミステリアス。ドラマの女性主人公には相応しいストーリーをもった色といえます。
 
カラーデザインのアンテナ vol.13
 
ステキな色をキャッチ![カラーデザインのアンテナ]「カラーの知識」を活かす仕事
学びのすべてを仕事につなげることができるのが、カラーコーディネーター検定試験®の魅力
(取材・文) 
カラーコーディネーター 桜井輝子
検定試験認定講師東京カラーズ
本コーナーでは、カラーコーディネーターの視点で気になったモノ・コトをご紹介。
カラーの知識を毎日の生活や実務の中で活かすヒントになりますように。
   『カラーコーディネーター検定試験®スタンダードクラス公式テキスト』の目次は、Chapter1「生活と色の効用」から始まり、Chapter6「色で売り上げをアップするために」で締めくくられています。これはスタンダードクラスの特徴を端的に表すもので、「色彩学を基礎から系統立てて学び、そこで得た知識をビジネスで活用できる人材になる」というゴールを示してくれているように思います。
   では、「具体的にどのような場面で、カラーの知識を活かせるのか?」と尋ねられると、正直、「あらゆる場面で」としか答えようがありません。実にあいまいな答えに聞こえるかもしれませんが、逆に言えば、カラーの知識を活かせるフィールドは非常に広く、可能性に満ちていると言えます。特に世の中のシステム、人々のライフスタイルがますます多様化する中において、色のもつさまざまな効果・効能が期待され、威力を発揮しています。
   これから受験を考えていらっしゃる方々が、ひとつの事例として参考にして頂けるよう、私がカラーコーディネーターとして今までに経験した仕事の実例を紹介させて頂きます。
衣……… ファッションメーカーの販売促進に色を活用する提案、カタログや雑誌の誌面上での訴求
食……… 色をテーマにしたデリカテッセン(惣菜)を食のプロと共同開発
住……… 公共空間のレストスペースの色彩提案、色彩設計
色彩学……… テーマ別、目的別の「配色アイデア」に関する書籍執筆、大学・専門学校での色彩学講師
皆様もぜひ、カラーの学びを通して、ご自身の活躍の場を一層広げてくだ さい。
検定試験情報

東京商工会議所では、ビジネスに役立つ実践的な色彩の知識が習得できる「カラーコーディネーター検定試験®」を1995年より実施していますが、さまざまな環境・時代の変化に伴い、本年6月の検定試験より全面改訂を行う運びとなりました。リニューアルのポイントについて、以下にご紹介します。

色の知識を持ち、
さまざまなビジネスシーンにおいて
活用・提案ができる人材を育む

   カラーコーディネーター検定試験®は、今までに約57万人が受験し、延べ25万人の合格者を輩出してきました。しかし、昨今の人口構成の変化やIT・デジタル技術の急速な進歩、グローバル化に伴い、カラーコーディネーターに求められるものは、従来の専門知識の習得に加え、新たに総合的なコーディネート能力(デザイン・イメージ・プレゼンテーション)が必要とされます。
   こうした環境の変化を踏まえ、さまざまなビジネスシーンで活用・提案ができる色の基礎知識を備えた人材の育成が、今こそ望まれています。
   そんな求められる人材になるための新たな学びとスキルアップの機会として、リニューアルされた6月の検定試験にぜひ挑戦してみませんか?

3つのリニューアルポイント
テキストで学ぼう-色の世界を知る-

   理論や専門知識に偏らず、実務で使える知識を重視。服飾やスポーツグッズ、店舗やインテリアなど多様な事例を幅広く取り上げています。旧テキストの文字を約30%削減し、図や写真を増やしたことで、読みやすくわかりやすいテキストになりました。

合格して実践で活かそう-目的に合わせてレベルを選択-
   アドバンスクラスとスタンダードクラスの2つのレベルに改変。目指す目標に応じたレベルを選ぶことができます。スタンダードクラスでは基礎知識を、アドバンスクラスでは応用を学び、ともに実務に即した力を身につけることができます。
テキストの詳細はこちら
レベルアップを目指そう-フォローアップセミナーで実践力アップ-

   アドバンスクラス合格者には、関連団体と連携したフォローアップセミナーを通じて実力アップをサポート。実際に活躍する色彩のプロフェッショナルから、現場の生きた知識と実践を体験できます。

テキスト執筆者に聞いてみました:ここが改定のポイント!!

慶應義塾大学
鈴木 恒男 名誉教授

■改訂の背景

   環境の変化に伴い、色彩の活用のされ方や課題も大きく変化しています。従来は学術的な内容が中心でしたが、より実用的な知識を学ぶ機会にし、日常生活でもっと気軽に色を活用してもらいたいという想いから今回の改訂に至りました。

■テキストリニューアルについて

   文字を減らし、写真や図でビジュアル化したことで非常に読みやすいテキストに仕上がりました。各業界の専門家にも共同で執筆いただいたうえで、ビジネスや生活上で色が活用されているさまざまな事例を解説。実務に活かせるポイントを効果的に学ぶことができます。

■こんな人に受験をおすすめ

   食品業界では「美味しそうに見える色使い」、アパレル販売なら「お客さまに似合う色の見つけ方」、プレゼン資料を作るうえでの「見やすい配色・記憶に残る色の使い方」など、あらゆる業界・職種において色を活用する場面があります。色の基本を学ぶことで仕事の幅も広がるはずです。業種・業態を問わず、多くの方に受験してもらえればと思います。

文化学園大学 
造形・色彩学研究室
大関 徹 教授

■2クラス設定のポイント

   今回の改訂は、シンプルかつ実用性の高い知識の習得を目指しました。スタンダードクラスはこれまでの3級の内容を一部削除し、写真や図を多用したため、初学者でも取り組みやすい構成になっています。アドバンスクラスも事例や活用方法など実践的な内容を増やしています。カラーコーディネーター検定試験®は、特定の業種・業態に偏らない幅広い色彩知識を学ぶことができる点が特長だと思います。

■検定試験の学習のコツ

   公式テキストの内容を十分理解してもらうことはもちろん、カラーカードなど色見本を活用することが重要です。実際に色を目で見て、手で動かしながら配色などを実践的に学習することで理解が深まり、学んだ知識を実務でも活かすことができると思います。

■こんな人に受験をおすすめ

   今回の改訂では、事例としてプレゼン資料作成における色の活用を取り上げましたが、ぜひビジネスマンの方にも、色彩への関心を持ってもらえたら嬉しいです。すでに旧試験を合格している方も、再度受験することで新たな気づきを得ることができると思います。


2020年度試験日程について

アドバンスクラス: スタンダードクラスの知識に加え、ビジネスにおける色彩の活用事例など幅広い知識を有している。
スタンダードクラス: 日常から見た色彩に関する基礎的な知識について理解している。

※アドバンスクラスからの受験、2つのクラスの併用受験も可能です。
※試験問題は新しいテキストに準拠して出題されます。新しい検定の詳細はこちら

2020年度 第48回
試験日 2020年6月7日(日)
申込登録期間 【個人】3月24日(火)〜4月24日(金)
【団体】3月24日(火)〜4月22日(水)
WEB成績票
照会期間
2020年6月26日(金)〜7月28日(火)
2020年度 第49回
試験日 2020年11月29日(日)
申込登録期間 【個人】9月15日(火)〜10月16日(金)
【団体】9月15日(火)〜10月14日(水)
WEB成績票
照会期間
2020年12月18日(金)〜2021年1月22日(金)
   
プレゼント
【1】3名様に:季刊「流行色」2018年冬号No.595:一般財団法人 日本流行色協会/発行:定価 1冊6,000円+税/年間購読(年4回)20,000円+税

   季刊「流行色」は、カラートレンドの専門誌です。ファッションのみならず、工業製品、インテリア関連、メイクアップなどさまざまな分野のトレンドカラー予測情報を中心に、各種展示会の動向やマーケットのカラー動向分析など、色に関する情報を掲載しています。カラーのプロになりたい方、いち早く時代の方向性をつかみたい方にとって貴重な情報源になります。
   今回2020年3月に発行される「流行色」2020年春号No.600を抽選で3名様にプレゼントいたします。ぜひご応募ください。

内容
2019年カラートレンド年鑑(2019年の様々な分野のカラー動向)
海外展示会情報(メゾン・エ・オブジェ、CES、リネアペッレ)
etc…

書籍紹介ページはこちら

プレゼントお申し込み方法

郵便番号、住所、氏名、電話番号、メールアドレス、「流行色」プレゼント希望、Club Paletteの感想を明記の上、件名を「Club Palette プレゼント応募」として、東京商工会議所 検定センター Club Palette 事務局宛に、メールでご応募ください。

・応募用アドレス palette@tokyo-cci.or.jp
・締め切り:2020年4月3日(金)
・当選の発表は発送をもってかえさせていただきます。

Club Palette Vol.51
東京商工会議所 検定センター Club Palette 事務局
https://www.kentei.org/

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