ビジネスマネジャー検定試験とは

「BasicTest」インタビュー
人事評価制度の見直しにあたって、ビジネスマネジャーBasicTestを導入

株式会社アイ・トピア 人事部 マネージャー

今井 達也さん

株式会社アイ・トピアは、メガネ、コンタクトレンズ、補聴器といった身体に装着する医療機器を取り扱い、視力や聴力にお困りのお客様に信頼される地域のホームドクターとしてお付き合いいただける商売を展開している。
同社は、2017年に創立40周年を迎え、人事評価制度の見直しを行うにあたり、現状の管理職を対象としてビジネスマネジャーBasicTestの受験を実施。
今回、その導入の経緯や取り組みについてお話を伺った。

インタビュアー

ビジネスマネジャーBasicTestを導入するきっかけを教えてください。

今井 達也さん


当社は2017年に創立40年を迎え、それを契機として、今一度、会社の組織基盤を見直すことになりました。組織基盤の見直しには、「人事制度の見直し」や「処遇・待遇の改善」などさまざまなポイントがありますが、当社では、特に「管理職の育成」について、課題があると感じていました。社会全体で人手不足が叫ばれているなか、社員を大切にするためには、まずは社員をマネジメントしている管理職の育成が急務であり、そこから変えていく必要があると考えたからです。
従前は、各々の管理職が、「経験から来る自分のやり方」を教えていることから、マネジメントの手法などに、一部ばらつきがみられることもありました。そうしたことから、まずは全社的に管理職におけるマネジメント能力の現状を客観的に知る必要がありました。

そんな折に、見つけたのが「ビジネスマネジャーBasicTest」でした。このサービスを利用することで、一人ひとりの能力測定を行うことができ、なおかつスコアレポートにおいて、それぞれが苦手としている分野を把握することができました。
また、当社は、関東、近畿、中部と全国220店舗(2017年4月現在)あることから、研修や試験のためにわざわざ本社に集めることは、手間もコストもかかるため、インターネットを利用して、「好きな場所」「好きな時間」にテストを実施できることは非常に都合が良かったです。

インタビュアー

テスト利用後、社員の方の反応はいかがでしたか。

今井 達也さん

当社では、テスト終了後、社内における得点スコアの分布を公開しました。そうしたところ、平均よりも低かった社員からは「次はどうしたら良いのか」といった自発的に学ぶ姿勢が出てきており、非常に良い効果が出てきていると感じています。
また、会社全体の傾向として、知識習得が進んでいない分野が明確になってくれば、今後その分野における社内研修を充実されることを検討しています。

インタビュアー

最後に…

今井 達也さん

当社は、「半医半商」をモットーとし、売上や利益だけを追求するのではなく、お客様のニーズに役立つことを考え動き続けることで、お客様に必要とされ永続する企業を目指しています。販売して終わりではなく、その先も末永く当社のお得意様になっていただくために、「いいものを適正な価格で提供する」ことで、気軽に相談できるホームドクターのような存在になりたいと考えております。
そのためには、まず、社員一人ひとりが、お客様としっかりコミュニケーションを図り、何に困っていて、どんな要望があるのかを引き出せる人材になる必要があります。そのような社員を一人でも多く育てていくためにも、管理職の育成は大変重要な課題であると認識しています。そうした際に、本サービスは現状の立ち位置を知るための能力測定を行うには最適なツールだと感じています。今後は、受験者を管理職候補者にも拡大し、サービスを利用していく予定です。
「どこで作るのかではなく、誰に作ってもらうか。」
当社では、これからもお客様に選ばれる人材になるよう、より一層社員育成に努めていきたいと考えています。

企業概要

会社名 株式会社アイ・トピア
所在地 東京都町田市原町田4-20-1
創 立 1977年9月28日
売上高 70億円(2017年3月期)
資本金 8,000万円
社員数 750名 (グループ2社合計)

※ 掲載内容は2018年3月取材時のものです。