eco検定(環境社会検定試験)とは

推薦者の声

北脇 秀敏さん

東洋大学 副学長
国際共生社会研究センター長

当センターでは、開発途上国の生活環境問題や廃棄物資源循環等の研究を行っております。こうした調査の中で散見されるのが、先進国・途上国を問わず、環境に関する基礎知識が不足しているためにアクションを起こせない、もしくは誤ったアクションを起こしてしまい、さらに悪循環を生んでしまう事態です。

環境問題の解決には、何よりもまず、より多くの人々が正しい知識を身につけることから始まります。大げさな言い方かもしれませんが、環境問題は一部の人たちの努力や技術革新だけではどうすることもできない状態に陥っており、地球市民一人ひとりの地道な行動の変容が必要不可欠です。さらに言うならば、どのような産業であっても結果的に環境に対して負荷をかけているのであり、産業界はそれをより強く自覚しなければなりません。早晩、環境への配慮の視点を欠いたビジネスは成立しなくなるでしょう。

eco検定は、多様化・複雑化している環境問題について、総合的に学習できるツールです。自分たちの地球は自分たちで守らなければなりません。ビジネスパーソンや学生をはじめとし、多くの方がeco検定に取り組まれることを願っています。

(2013.3)