eco検定(環境社会検定試験)とは

合格者の声

桑山 和也さん

国際紙パルプ商事株式会社
新事業営業本部 事業開発部
事業創造推進室

広義の"環境"について理解を深めることができ、ビジネスの場で実践的に役立った

私自身はもともと理系出身で、大学では森林について学んでいましたので、環境関係の専門知識はすでに身に付けていたつもりでした。しかし、検定試験のための勉強を重ねていくうちに、制度や法律を含めた広義の"環境"の問題について、理解していない部分が多くあることに気付くことができました。

また、あらためて体系的に学ぶことで、誰にでも伝わる的確な言葉で環境問題について表現できるようになりました。たとえば、針も糊も熱も使わない製本技術や、間伐材を利用した名刺、古紙回収システムといった当社の環境配慮型商品の提案を行う際にも、それぞれのスペックをより分かりやすく、そして過不足なく説明できるようになったのです。他の環境に関する資格と比較しても、環境問題初心者からすでに専門知識を持っている人まで役立つ、万人向けの資格だと思います。

当社では本年度から「エコピープル50プラン」を実施し、社員の半分以上を検定に合格させる取り組みに挑戦しています。国内外問わずCSRの重要性が高まりを見せる中、こうした試みも今後ますます広がっていくのではないでしょうか。

(2013.3)