eco検定(環境社会検定試験)とは

合格者の声

福田 真由美さん

株式会社リコー
CIP事業本部 事業戦略室
市場分析グループ

地球温暖化や大気汚染、大量消費による廃棄物の増加のニュースを毎日のように目にします。ニュースで見るまでもなく、年々激しさを増す環境の変化を日々実感し、このままでは環境破壊が進んでしまう、次世代のために地球環境を良くしていきたい、何か行動を起こさなくてはと感じていました。行動するために、まずは環境問題を体系的に学びたいと思っていたときに社内でeco検定受験支援制度ができ、社内勉強会にも参加し、受験のための勉強を開始しました。

地球温暖化、生物多様性から再生可能エネルギー、環境法令まで複雑に絡まる環境問題を体系的に学ぶことで自分にできること、やるべきことの糸口が見えてきました。合格後は、社内での環境担当役員とのダイレクトコミュニケーションの場で、学んだ知識をもとに具体的に自分たちができることを検討し、環境について話し合う仲間もできました。

リコーでは環境保全と利益創出の同時実現を図る「環境経営」に全員参加で取り組んでいます。RE100(Renewable Energy 再生可能なエネルギー)に日本企業として初めて参加、2050年までに自社排出の温室効果ガス(GHG)排出ゼロを目指しています。社内で加速する環境経営への取り組みの中で、検定で環境問題の本質を学び、課題の大きさを認識したことは、自分の中での力になっていると感じています。

eco検定での学びは、身近な生活と仕事の両面で、環境問題に積極的に取り組む原動力になっています。

(2018.2)