eco検定の広がり
eco検定×SDGs

eco検定×SDGs

企業が求められていること

1990年代以降、地球温暖化をはじめとした環境問題への取組みが企業に求められ、現在、CSR(企業の社会的責任)は一般的になりました。また、2010年代以降、企業経営を経済性・社会性・環境性の3つの視点から考えることが企業の持続可能性に必要であるとの認識が拡がり、ESG投資が拡大しています。

さらに、2015年に策定されたSDGs(持続可能な開発目標)では、その達成に向けた企業への期待も一層高まっています。経営リスクの回避や新たなビジネスチャンスの獲得により自社の持続可能性を追求するツールとして、SDGsに取り組む企業が着実に増えています。
SDGsは17の目標と169のターゲットで構成されています。17の目標には、6(水)や7(エネルギー)、13(気候変動)など特に環境との関わりが深いものが含まれています。すべての企業は環境と社会に何らかの負荷を与えながら事業を行っていることを踏まえると、SDGsに取り組むきっかけとして環境問題は適しているといえます。

そこで、環境問題を通じてSDGsを理解するツールとして、環境社会検定試験(eco検定)®をご紹介します。環境社会検定試験(eco検定)®の受験を通じて、SDGsへの取組みを加速しませんか。

参考:環境省/すべての企業が持続的に発展するために−持続可能な開発目標(SDGs)活用ガイド

「環境社会検定試験(eco検定)®」とは

多くの企業で推進いただき、
これまでに60万人が受験し36万人超が合格しています*
企業のSDGsへの取組みの拡がりを受けて、
今、注目を浴びています

ステークホルダーの環境意識の高まりを受け、企業のSDGsへの取組みやESG投資は今後ますます拡大するものと考えられます。また、環境負荷の低減を目的に企業活動のバリューチェーン全体が見直され、関連するサプライヤーへの影響が大きくなるという流れも進んでいくでしょう。

このような中で、環境や社会に配慮した製品やサービスを展開するにあたり、環境や社会とビジネスの関係を的確に理解し、その知識を仕事に活かせる人材の育成が重要です。また、企業が一体となってSDGsに取り組むためには、全社員の環境意識の底上げが必要です。

環境社会検定試験(eco検定)®は、 ・多様化・複雑化する環境問題を幅広く体系的に学べる ・SDGsを理解するための環境基本知識が学べる ・環境教育の入門編として、多様な業種・職種の方々が受験している という特長があり、多くの企業で推進されています。

*2022年12月現在

SDGs(持続可能な開発目標)とは何か?

今後のビジネスチャンスの鍵を握る「SDGs」とは、
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に世界のリーダーにより国連で決められた、国際社会共通の目標です。

あらゆる分野の社会的課題と長期的視点でのニーズがつまった「SDGs」は、すでにビジネスの世界では「共通言語」になりつつあります。普及が進むにつれて、企業投資の条件として、収益性に加えて「SDGs」への対応や取組みが注目されるようになってきています。

参考:環境省/すべての企業が持続的に発展するために−持続可能な開発目標(SDGs)活用ガイド

「eco検定」と「SDGs」の関係

「SDGs」を理解するための環境基本知識を学べる

「環境社会検定試験(eco検定)®」の目的の一つは、環境と経済を両立させた「持続可能な社会づくり」の促進です。つまり、「SDGs」と「eco検定」が目指すベクトルは同じと言えます。よって、「eco検定」の学習を通じて「持続可能な社会」と自社のビジネスの接点を見出すためのヒントを得ることができます。

本検定の公式テキスト改訂9版では、「SDGs」に関する記述を拡充し17の目標のうち16をカバー! また、「SDGs」対応索引を新設して、より学びやすく工夫しています。

「eco検定」導入のメリット

価格や品質に加えて、環境や社会に配慮した製品・サービスであるかどうかが、企業間の取引や消費者の購買活動において重要な選定基準の一つとなっています。「eco検定」の知識を身に付けることで、取引先や顧客にビジネスと環境の関係を的確に説明して理解を得られる提案力を身に付けることができます。

統合報告書やCSRレポート、環境報告書に「eco検定」の取組みや合格者数を記載することで、自社の環境活動を対外的にアピールできます。

企業が一体となってSDGsに取り組むためには、全社員の環境意識の底上げが必要です。「eco検定」の導入により、社内全体で環境に対するマインドが高まり、社員の自主的な行動を促すことにつながります。

「eco検定」推進企業の声

Voice 01

社会課題解決と企業価値向上の両立を目指して
eco検定を活用する

株式会社セブン&アイ・ホールディングス 執行役員
コーポレートコミュニケーション本部サステナビリティ推進部シニアオフィサー
釣流まゆみさん

eco検定の受験促進の理由としては、社会的価値のある学びを通じてグループ内の共通言語を持ちたいとの考えがあります。複数のグループ会社が存在し、社員数も多い中で、グループ横断で取り組むためには共通言語が必要です。環境宣言の公表を機に、社員がeco検定の重要性をより理解しているように感じます。また、eco検定の知識を、特別なものとして扱うのではなく、日常に落とし込むことが大切です。当社では、お客様のニーズにお応えするために、eco検定の知識を活かして社会課題解決と企業価値向上の両立を図りたいと考えています。

Voice 02

eco検定は、
体幹に利く我が社の漢方薬

日本メックス株式会社 取締役相談役(前社長)
米川清水さん

eco検定を勉強することで得られる知識は当社にとって最低限知っておかなければならない常識です。現在の環境問題について学び、その上で自分に何ができるのか改めて考える機会を与えてくれるものです。

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※ 団体申込とは、企業や学校などで受験者数が3名以上の場合に、まとめてお申込みいただける制度です。