ビジネス実務法務検定試験とは

合格者の声

1級合格

大庭 弘貴さん

株式会社デンソー
知的財産部

私は、企業の知財部で働いており、特許を主に技術的に扱うことが多いものの、契約書のチェックをすることもある状況です。 しかしながら、技術系出身の私としては、知財法は弁理士資格もとったことがあり、それなりに自信があるのですが、契約書をチェックするベースとなる民事系の法律が十分に身についているという自信がありませんでした。 法律系の資格は色々ありますが、企業で必要とされる民事系の法律が学べるのは、ビジネス実務法務検定だと考え、受験したのがきっかけです。

1級になると、テキストや問題も事例ベースで考えることが多くなります。特に、論文試験のため、アウトプットを意識して勉強します。このため、断片的な知識ではなく、体系的な知識として身についたのではないかと思います。

最初はテキストで独学でやっていたのですが、なかなか準1級合格の領域を出れませんでした。このため、資格予備校の通信講座を申込、平日の隙間時間(通勤時間・お昼休み時間)で勉強していました。勉強時間は2~3時間程度でコツコツと続けました。土日は、子供が小さいこともあり、家族サービスのため、ほとんど勉強できませんでした。 運もあったとは思いますが、私のレベルの勉強量でしたら、夜遅い社会人でも確保できるので、興味がある方のレベル感把握の参考になればと思います。

合格はしたものの、知識はまだまだ不足していると思います。資格のための知識にならないよう、うまく実務で活かすことを意識していきたいと思います。

(2018.3)