伊藤 嘉展さん
リコージャパン株式会社 デジタルサービス営業本部
愛知支社 事業戦略部 サービス戦略グループ
60代
1.受験された背景や受験にあたって期待したこと
40年以上前のことになりますが、大学で法学部に在籍中に20歳で行政書士試験に合格しました。その後、次は司法書士試験や裁判所職員試験の受験を漠然と検討していましたが、結局は受験せず、民間企業に勤めていました、定年退職後に再雇用になった今、「何かやり残したことはないだろうか?」と自問自答した結果、ビジネス実務法務検定試験の3級にチャレンジして合格した後、2級にもチャレンジしようと思い受験しました。
2.勉強で得られた知識が役立った(役立ちそうな)場面やこの検定試験のおすすめのポイント
実際の私生活にも関わりのある消費者契約法や職場でかかわりのある労働者災害補償保険法などは興味深く学習することが出来ました。不法行為責任、物的担保と人的担保、会社更生手続と民事再生手続との相違点、債権者代位権と詐害行為取消権との相違点などを重点的に学習しました。
3.具体的な勉強方法や勉強する中で苦労したポイント
まず最初にテキストを一通り読み、その後は公式問題集にチャレンジ(3回)しました。何度も問題にチャレンジして、わからないところがあればテキストに戻り、1つ1つ学習していきました。CBT試験対策としては、本試験の問題が紙で配布されず、PC画面との真剣勝負となるため、テキストと公式問題集への書き込みと蛍光ペンの使用禁止令を発令して、その代わりに再度見直ししたいところに5色の付箋にキーワードを書き込んでペタペタと貼り付けて、いつでも見直しが出来るように工夫しました。たくさんの付箋を見るたびに、今までの学習の足跡を体感することが出来て、「これだけ頑張ったんだぞ」と自信を持つことが出来ました。試験当日は、早起きしてテキストと公式問題集を最終チェックをしました。試験途中で「問題が難しい」「合格は無理かも?」と感じても最後まで全力を尽くして諦めないことが合格につながると思いました。
(2024.3)