地球と暮らしについて考える「エコマジック」
エコマジシャン・ミヤモ(プロマジシャン)
東京都
PROFILE
- 活動エリア
- 日本全国
- 所属
- 日本奇術協会 正会員
- 年齢
- 49歳
- eco検定合格年
- 2013年(第14回)
01.自己紹介
エコマジシャン・ミヤモと申します。日本奇術協会所属のプロマジシャンです。従来からあるマジックの演出とストーリーを、地球環境・エコロジー・SDGsと組み合わせての、マジックショー及び講義講演をさせて頂いております。日本人初となるプロマジシャンの地球環境エコ講師として活動中です。マジックを通して、複雑で難解な環境問題を、誰にでも分かり易く・楽しく・面白く、子供からビジネスマン向けまで普及・啓発中です。
【主なメディア、受章歴】 「東京商工会議所・eco検定アワード優秀賞」「環境省・グッドライフアワード環境大臣賞特別賞」受賞。NHK・Eテレ、TBSラジオ出演。朝日新聞全国版特集記事掲載。
【保有資格】 「eco検定」「環境プランナー」「家庭の省エネエキスパート検定」「CSR検定3級」「SDGsビジネス検定」「防災士」
02.eco検定へのきっかけ
今から10年以上前ですが、食生活が非常に偏っていた時期があります。マジシャンという夜遅く不規則な生活が続き、食事が、ファーストフード、コンビニ弁当、カップ麺、スナック菓子、炭酸飲料ばかりとっておりました。そのせいで、体調不良で2週間入院しました。そこで、自然食を食べて身体を元気にするというプログラムを実践しました。その後回復し、現在は食生活を見直してすっかり健康になりました。人工的なものばかり食べていました。食べ物について、自分なりに調べていくうちに、自然豊かな食べ物というのは、地球の環境の問題と密接に結びついている事が分かりました。
そこで、環境・エコロジー全般を大局的に学べるものはないか?と探していたところ、東京商工会議所の「eco検定」に出会いました。
03.エコピープルとしての活動内容
「eco検定」を取得した私は、eco検定合格者が集まる、エコサロンという勉強会に参加するようになりました。そこで、この世界の深さを知り、もっと追求してみたいと思い、「eco検定」以外の環境系の資格を取得していきました。2010年頃から、エコマジシャンの企画をスタートさせているのですが、当初は私自身、予備知識やお話出来る内容も浅く、マジックとも上手く絡める事が出来ませんでした。多方面から厳しいご指摘を受け、猛勉強の末に段々と、マジックとお話が環境・エコロジー・SDGsのテーマと合うようになってきました。数々の環境系の資格を取得した後、いつの間にか単なるマジシャンではなく、マジックの出来る地球環境エコ講師として、色々な場所からお声が掛かるようになってきました。
教育機関・市役所・行政・自治体での環境イベント、企業環境イベント、企業の環境社員研修などが主な仕事先です。各年代に応じて、お話の内容を変えております。30分・60分・90分まで対応可能です。マジックショー的には、25分前後行い、一方的に私がお話するだけでなく、エコやSDGsについて、観客の皆様との意見交換の場やトークの時間を設けたりして、お客様参加型になっております。最後に、プレゼントとして、日用品で高価なものを使用しない(エコ的な)エコマジック伝授のコーナーを設けております。日本全国で好評です。地球環境・エコロジーに関して、昨日までの自分より、更なる行動への第一歩を踏み出す事を目的としています。講演後、子供達がエコバッグ持つようになった、バランスの良い食生活を心掛けるようになった、図鑑で地球について調べるようになった、など嬉しい反応を頂けるようになってきております。
04.今後の活動計画
今後更に、エコマジシャン・ミヤモの活動範囲を広げていきたいと考えております。この3年間は、コロナウイルスの影響もあり、全国各地で講演が中止になりました。最近になって、ようやくイベントも復活傾向にあるので、また日本全国を周っていきたいと考えております。
環境エコロジーの分野は、特にトレンドの変化が早く、3年経過するとあっという間に、古い理論・古い数値となってしまいます。ですので常に、最新の情報をアップデートするように心掛けております。また、すぐにアウトプット出来るように日々の勉強を頑張っていきたいです。
私自身も、もうすぐ50歳になるので、次世代の若いエコマジシャンを育成する事も視野に入れております。また機会があれば、海外講演も視野に入れていきたい、と思っております。環境の分野を英語で表現する事は難しいのですが、少しずつ取り組んでおります。世界情勢が流動的なため、今後は柔軟に考えていきたいです。
05.社会へのメッセージ
私自身は、10年以上前に不摂生により体調不良となり入院してしまいましたが、なるべく自然のものを多めにとって、バランスの良い食生活を心掛けて欲しい、と感じます。豊かな食は、豊かな地球環境なくしては成り立たない、と思っております。地球環境問題は、自分一人の行動が成果として、すぐ目の前で分かるものではない難しさがあります。
しかしながら、一人一人が出来る事を進めていき、未来につながるようになればと感じます。環境のお話をすると、何だか難しそう・ハードル高そう・しんどそう、という言葉を耳にします。私は職業がプロのマジシャンなので、マジックを通して、誰にでも分かり易く・楽しく・面白く、環境・エコロジーは、楽しいものだな、おしゃれだな、などのプラスイメージを持ってもらえればと思います!
06.eco検定受験者、学生へのメッセージ
環境・エコロジーと聞くと、一体、どこからどこまでが範囲なのだろう。エコと一口に言ってもジャンルは幅広い。全体的に基準となる学習範囲を押さえたい!そんな人にうってつけです。私自身、この「eco検定」に合格して、エコマジシャンと名乗れるようになりました。ここから新たにスタート出来た感じです。eco検定公式テキストには、エコと地球・人類との関り、植物・動物・原生動物・微生物・花や木・空・海など、全てが「かけがえのない地球」のメンバーとして成り立っている事が記載されています。300ページ以上の内容を全て読み終えた時、感動して泣いてしまいました。この本の内容とマジックを組み合わせよう!と決意しました。私が生涯の中で唯一、涙を流した参考書です。未来の地球のために、是非この本を手に取って下さい。
※この情報は2023年2月13日時点での内容です。