eco検定の広がり
エコピープル支援事業

エコピープル・アクションレポート

渋谷 誠

民衆と共に学び、民衆とともに行動する!
「eco検定」の学習を通じて、
自分にできる社会貢献を考え、行動しよう!

渋谷 誠

東京都

PROFILE

活動エリア
練馬区
年齢
60歳
eco検定合格年
2011年(第10回)

01.自己紹介

もう60歳になったので、過去の経歴は省略します。最近は、少子高齢化社会の現実を知るために、認知症の高齢者を対象としたグループホームで働いていました。介護福祉士という国家資格も取得しました。
認知症の高齢者の介護は満足のいくレベルの達したので、今月から障害者の施設での勤務を始めました。障害者のケアを勉強したかったからです。
更に、「昭和・平成100年史勉強会」「宗教研究会」「認知症ケア勉強会」、施設で効果を上げている歌を歌うこと(音楽療法)を一般市民にも提供したいと考え、「日本の名曲を歌う会」を立ち上げるなど、社会貢献を目的とした様々な活動を続けています。

02.eco検定へのきっかけ

子供が小学校5年生の頃、いじめがきっかけで不登校になってしまいました。私は子供によりそう決心をして仕事を辞めました。
そのころ問題になっていたのが、地球温暖化の問題です。退職してちょっとした時間ができた私は、この問題を理解するために、何を勉強すればよいかを探していました。そこで知ったのが、eco検定でした。

03.エコピープルとしての活動

eco検定の合格後、私にできることは何かないか?を考えた末、地元の練馬区において、環境映画の上映会を月1回開催することからはじめました。今月で124回開催しましたので、10年間はやり続けたことになります。
この他にも、過去にはeco検定受験対策講座を開催して7名の合格者を輩出したことがあり、これらの活動により2018年度の「eco検定アワード」にてエコピープル部門の優秀賞を受賞しました。
最近では練馬区内の環境活動団体の活動にも参加し、地元で行われている環境活動も体験させていただくなど、積極的に環境活動を続けています。

04.エコピープルとしての今後の活動計画

今後は、エコピープルを更に増やしていく活動の一環として、過去に実施していた「eco検定勉強会」の再開を計画しています。それと平行して、既にエコピープルになられている方との交流も深めていくために「eco検定合格者座談会」を立ち上げようとしています。「eco検定勉強会」と「eco検定合格者座談会」の二つを通して、エコピープルの輪を広げる活動をしていきます。
月1回開催している「環境活動の上映会」は、今後も継続予定です。

05.社会へのメッセージ

地球温暖化はもはやだれにも止めることはできない。国は国なりに、都は都なりに、区は区なりに、企業は企業なりに、個人は個人なりに、それぞれできる範囲のことはやっている。だけど、地球温暖化は誰にも止めることはできず、災害リスクは高まっています。
だから我々は、不測の事態を常に考慮に入れておく必要があります。自分の身は自分で守るしかない。自己責任で、不測の事態が起きたときに、どのような備えが必要か考え、備えを済ませておくことです。私自身は、太陽光パネル・蓄電設備の設置や、ハイブリット車のAQUAを購入(スマホの充電、炊飯器、電子レンジなどの電力源として使える)し、停電対策を行っています。また、食料の備蓄、水の備蓄もしています。
社会へのメッセージとしては、「自分の身は自分で守れ!」です。国や都や区は、現実問題として、私たちの身を守り切ることはできません。自分の身は自分で守ることの重要性をお伝えしておきたいです。また、今発生している環境問題を知り、それぞれの立場で行動することが必要だと思います。

06.eco検定受験者、学生へのメッセージ

私は、eco検定の学習を通じて、視野が広くなりました。そして、地球の危機を感じました。そうしたら、自分でなにかできることはなかろうか?と探し始め、自分に合った社会貢献の仕方を見つけました。
これからeco検定を受験しようかと考えている方も同様です。eco検定の学習を通じて視野を広げ、自分にできることはなかろうかと探してください。それぞれの立場でできることは異なりますが、少なくとも何らかの社会貢献に取り組んでみたいと考えられるはずです。
eco検定は、学習を通じて何らかの社会貢献をしてみたいと考えるようになる珍しい検定試験だと思います。先ずは、だまされたと思って、申し込みをし、試験勉強をして、受験してみてください。きっと、人生観が変わると思いますよ!

※この情報は 2024年8月15日時点での内容です。