「eco検定」を環境にやさしいモノづくりに生かしたい
林 啓史
東京都
PROFILE
- 所属企業
- 株式会社バスクリン
- 活動エリア
- 東京都・静岡県
- eco検定合格年
- 2011年
01.活動内容
①「eco検定」の全社員合格に向けてフォローをしています。現在、約98%の社員が合格しています。具体的なフォローとしては、受験者
に「eco検定メールマガジン」を発行し、国際会議の話題などタイムリーな情報提供しています。また、過去の問題を分析し、当社オリ
ジナルの「傾向と対策」および、「重要用語集」を作成して支給しています。
②河川を守るボランティア活動を行っています。4年前から、国交省・環境省の後援を受けて、株式会社バスクリン静岡工場の工場排水が流
れる瀬戸川の水環境を調べる取り組みを継続的に行っています。
③小学校低学年中心に入浴剤の研究者の職業体験を行っています。入浴剤の研究者の職業体験を通じ、「水の大切さ」を学ぶカリキュラムに
なっています。
02.eco検定受験の動機・合格の効果
当社は2010年にエコアクション21の認証取得を目指した際に、目標のひとつに環境教育の推進を掲げました。その具体的施策に「eco検定」の正社員全員合格を目標として定めました。
「eco検定」は社員の環境に対する認識を高めるためにも最適な手法として社長、取締役及び全社員が取り組みました。その効果は、例えば商品開発においては、プラスチック使用量の約90%削減を実現した薬用入浴剤「きき湯」「きき湯ファインヒート」「ソフレ」のつめかえや、再生プラスチックを容器に使用した「バスクリン」の企画品等、環境にやさしい「ものづくり」に活かされています。
03.今後の活動予定
今後も瀬戸川の調査及び入浴剤の研究者の職業体験は継続していきます。また「eco検定」に関しては、引き続き、全員合格を目指していきます。複数回、不合格の社員には、個別にオンラインセミナーを行い、全員合格を達成していきたいと考えています。
04.これからeco検定・受験を目指す団体・個人へのメッセージ
「eco検定」の公式テキストにはマクロ環境から始まり、環境問題の提示、個人レベルから企業に至るまで、取り組むべきことが体系的に書かれています。また、最後には市民としてのなすべき役割まで言及されており、社員の環境に対する認識を高めるためにも最適な検定であると思います。是非とも合格されてエコピープルとして一緒に活動しましょう!!
※この情報は2021年3月19日時点での内容です。