エコピープル数/学生・教職員数
eco検定の広がり
エコピープル支援事業
eco検定アワード
エコユニット
活動紹介
キャンパスでの自然環境整備プロジェクト
岐阜大学グリーンキャンパス構想の実現に向け、学生の視点からキャンパスの自然環境を考え活動しています。2019年度は、1975年に「岐阜大学自然保存地」と指定以降、具体的な維持管理・活用の方針が決まらず放置されていた鷭ヶ池(ばんがいけ)に着目し、学生主体で基礎調査(水質・動植物・文献)を実施しました。名称の由来である水鳥「バン(鷭)」が再び飛来する環境づくりを目指して活動しています。
内部環境監査員の養成と学生の参画
本学が認証取得しているISO14001の概要や、内部環境監査の手法を専門的に学ぶことで、環境についての理解を深めます。学生は、教職員とともに実際に内部環境監査に監査員として参加し、監査後にはフォローアップ研修を行っています。また、内部環境監査を行った学生を対象に、学長より「内部環境監査員研修修了証書」を授与する制度を2016年度から設けており、授与式では環境活動について学長と意見交換を行います。
環境講義・環境集中講義の開講
環境マネジメントシステムを理解した、環境意識を持つ学生を輩出しています。また、法律の遵守、環境への配慮など環境問題を含め、企業の社会的責任についての理解も深めています。文系・理系の専門や、学年を問わず誰もが履修でき、学部の専門科目だけでなく、教養科目として、学科、学年の枠を超えグループディスカッションで意見を交わし合うことで、環境問題を自分の課題として考えられる人材を育成します。
環境に関する中長期目標、その中でのeco検定の位置づけ
岐阜大学憲章の中に「環境に配慮した運営を行い、教育、研究、社会貢献に反映させる」を掲げ、環境ユニバーシティとして環境教育を積極的にすすめています。eco検定の受験を学生の環境意識向上に位置づけています。
受賞者コメント
活動が思うように行えない現状ですが、これまでの活動の検証を行うとともに、今だからできる活動にも目を向け、新しい取り組みを行い、環境活動を継続して行っていきます。
審査員コメント
岐阜大学は、教職員・学生のeco検定への受験を継続的に行っており、eco検定のチーム戦にも参加し、良い成績を収めています。eco検定の合格者は、内部監査員としても活躍しています。新たな活動としての鷭ヶ池における自然環境整備プロジェクトの調査等、身近な自然再生への取り組みは大いに評価されます。コロナ禍で講義ですらWeb上の実施が多いと見られますが、身近な自然を見つめること等、可能な範囲での環境活動を期待したいです。