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活動紹介
パートナーと脱炭素
全国で年間約9万トンが廃棄とのデータがある家庭廃食油のリサイクル実現にむけ、1.集約する回収スポット設営、2.情報発信、3.大儀・動機。3本を柱として「ここやでぇ~廃食油リサイクルスポット」を設け自治体や企業とパートナーシップで推進活動に取組んでおります。廃食油はペットボトルに入れて持参して頂く事を推奨しており、油が付着したペットボトルはリサイクル困難で産業廃棄物でしたが、ボトルtoボトルが可能となり容器から中身まで完全リサイクルを実施しております。家庭廃食油はBDFに製造し自社回収トラック3台に100%使用し、2023年5月から2024年7月までのCO2削減量は82.9t、植物由来の再生エネルギーとして地産地消に貢献しております。
水を守り緑を増やす
廃食油のリサイクルを通じて、環境負荷を低減する効果のある「業務用リサイクル石けん」の普及を促進して石けんの売上げの一部(1缶あたり50円)を「みどりの募金」に寄付をする。「みどりの募金」は、植樹からCO2削減に繋がり、売手も買手も世間も良くなるプロジェクトです。リサイクル石けんの「水への優しさ」の認識が弱く消費者が他の洗剤と比較するポイントは「洗浄力」と「コスト」が優先で、「優しさ」の順位が圧倒的に低いことです。今後は、SDGsを前面に押出し「エシカル消費」を強調し、「水への優しさ」「緑を増やす」アピール力を高め、資源を無駄にしない方法で周知活動を行い、根気強く継続いたします。
アドプトロード清掃
当社は2016年から取り組み今年5月で丸8年そして9年目を迎えようとしています。「地球のきれいをお手伝い」をキャッチフレーズに大阪府と大東市のアドプトロード制度を活用し本社と新田工場では月1度、清掃活動を行っております。地域に捨てられたゴミは川→海に流れていき海洋ゴミが生態系に与える影響は大きく小さなゴミを1つ拾うことが地球環境を守る大事な行動と考えることができます。この清掃活動を通じ地域の方に少しでも貢献できるように、また、「ゴミのポイ捨ては多くの人に迷惑がかかる」「絶対にゴミのポイ捨てはしない」との思いが地域住民や通行人に共感し【ゴミがなくなる社会】を目標に今後も取り組んでいきます。
環境に関する中長期目標、その中でのeco検定の位置づけ
脱炭素社会に貢献する企業として従業員には環境問題を学んでもらいたいと2018年からeco検定普及活動を行っており昨年からエコピープルには手当支給の規定が出来ました。SBT認証の取得にむけ従業員への環境教育は必須です。
受賞者コメント
2度目の受賞、これは社員が継続活動してきた証であり大変光栄です。特に廃棄されている家庭の廃食油リサイクル、それをBDFに再生利用しCO2排出削減に繋がる取組について、パートナーシップで目標達成に取組みます。
審査員コメント
「脱炭素社会に貢献する企業になる」というビジョンのもと、合格者に対して「eco検定手当」を開始されました。これは、企業全体の環境意識向上につながる取り組みだと評価しました。廃食油のリサイクルプロジェクトでは、2025年までに回収スポットを500カ所に拡大するという目標を掲げ、回収体制を強化しています。持続可能な燃料への期待が高まる一方で、廃食油の安定確保が課題となる中、その課題解決に貢献するものであり、今後の動向に期待しています。