エコピープル数/従業員数
eco検定の広がり
エコピープル支援事業
eco検定アワード
エコユニット
活動紹介
さつき松原保全管理
2010年4月に、福岡県宗像市および宮若市と、地域の活性化を目的に、地域貢献や連携協力に関する協定を締結しました。その中で、宗像市にある国有林のさつき松原の景観維持のため、定期的な草刈りや松葉回収など保全活動に取り組んでいます。継続的な活動により関係自治体や地元の皆様から高い評価をいただいています。社内ではボランティアのしくみが定着しているため、毎回100人程度の従業員が参加する大変人気のある活動です。
等覚寺支援活動
農林水産省選定「農村景観百選」に指定されている、福岡県苅田町等覚寺地区で景観保全を目的に棚田での草刈り、林道の清掃、そばの刈り取り・天日干し、いくり(スモモ)の剪定などに取り組んでいます。2014年から、等覚寺地区景観保全協議会の一員としてこの活動に参画しています。毎回、20人程度の従業員が参加する大変人気のある活動で、地域の方からも「地域の活性化につながり、大変ありがたい取り組み」と感謝の声をいただいています。また、地域活性化アイテムの一つとして、YouTubeで活動の様子を紹介することで、従業員・地域の方々以外へ向けた魅力発信につなげています。
省エネアイテム発掘
2035年工場カーボンニュートラル達成に向け、省エネ活動・再エネ導入・ガスCO2フリー化の3つの方策を軸に、活動実施しています。その中でも、生産現場と全社事務局が一体で工程に入り込む"エスコ活動"という省エネアイテム発掘活動を全社で推進しています。その一環として、省エネ教育・啓発にも取り組んでおり、社員に見て・知って・体験する勉強会を定期的に実施しています(生産工程で使用する圧縮エアーの「使い方のムダ」体感など)。参加者は、この知見を自部署に持ち帰り、省エネ改善の着眼点の共有や自工程でのアイテム発掘に役立てています。今後も継続的に勉強会を開催する予定です。
環境に関する中長期目標、その中でのeco検定の位置づけ
毎年、生産環境方針を策定し、①工場カーボンニュートラル ②循環型社会の構築 ③環境違反認識の強化と未然防止 ④CSR向上の取り組み ⑤社内外の啓発/教育による従業員エコマインド向上(eco検定資格取得など)の目標値を定めて、活動に取り組んでいます。
受賞者コメント
トヨタ自動車九州(株)は、環境の取り組みを経営の最重要課題の一つと位置づけ、全社を挙げてより良い地球環境の実現と地域の繁栄に取り組んでいます。今後も「トヨタ環境チャレンジ2050」の実現に向けた取り組みを推進します。
審査員コメント
地域の環境保全活動に熱心で、福岡県宗像市、福岡県宮若市と地域活性化や地域貢献の協定を締結し、国有林であるさつき松原で定期的な草刈り、松葉回収等に取り組んでいます。また、「農村景観百選」に指定されている福岡県苅田町等覚寺地区では道路整備、林道の清掃、そばの刈り取り・天日干し、いくり(スモモ)の剪定等を行っています。こうした地域の環境保全・景観保全活動に、多くの社員が参加していることは評価できます。今後も地域貢献に資する環境活動を期待しています。