福祉住環境コーディネーター検定試験とは

合格者の声

福祉住環境コーディネーター2級

深見 勝弘さん

株式会社ハビリスデザイン
代表取締役

私は今、鎌倉でバリアフリーリフォームのプランニングを仕事としています。元々は木造建築の大工をしていました。私がこの試験を受験するきっかけになったのは妹達の存在です。私の妹達は重度の身体障害を抱えています。大工として培ったスキルと小さな頃から触れていた福祉。私はこの二つを融合させた仕事をしたいと思いました。そんな時に知ったのが「福祉住環境コーディネーター」という検定試験でした。私には建築分野の知識はそれなりにありました。でも、医療や福祉、介護といった分野はわからないことだらけだったのです。この検定試験には私が目指す仕事の基礎として必要になる知識が詰まっていたのです。

今ではこの検定試験で得た知識を応用し、ご高齢の方々や障害を抱えた方々が住み慣れた環境・地域で少しでも楽しく暮らしていけるように様々なリフォームプランを日々考えています。「その人」と「その家族」と「その住まい」のためだけのバリアフリーを叶えるために、福祉住環境コーディネーターは大変有益なものだと私は思っています。

(2012.3)