福祉住環境コーディネーター検定試験とは

合格者の声

福祉住環境コーディネーター1級

金谷 直政さん

かなや設計
代表
環境建築家

福祉住環境コーディネーター(1級)を持っていることで、依頼者からの信頼も増している感触を得ています。また、大学の建築学科から福祉住環境の非常勤講師の依頼を受け10年間務めたのもこの資格のおかげです。

私が代表を務める事務所では、医療福祉施設以外の仕事もバリアフリーに配慮した住宅の設計であったり、工場の設計であっても福祉機器の工場の設計であったりと、なにがしかの形で福祉住環境コーディネーターの知識の必要性を常に感じます。高齢化が進む我が国においては、福祉、医療の分野に限らず生産、居住等を含め全ての分野において福祉住環境の知識が必要とされてきているのだと思います。

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墨田区で第一号となった
都市型軽費老人ホーム(2012年)

東京都が創設した都市型軽費老人ホームの墨田区の第一号を設計する際は、施主、区の建築・福祉部門と、建築基準法やバリアフリー法、消防法等の解釈を始め、使いやすさ、法的な位置づけ等について話し合い、利用者にも満足のいく形にまとめることが出来ました。利用者、行政、事業者との橋渡し役を果たすことが出来たと感じた事例です。

(2016.3)