福祉住環境コーディネーター検定試験とは

推薦者の声

糟谷 佐紀さん

神戸学院大学
総合リハビリテーション学部 社会リハビリテーション学科 准教授

私が教鞭をとっている社会リハビリテーション学科は、社会福祉と福祉用具とユニバーサルデザインを学ぶ学科です。学生は社会福祉士や精神保健福祉士を取得して福祉分野に進むもの、福祉用具の販売・レンタル、住宅改修を行う事業所に進むもの、福祉の知識を持って行政や銀行、鉄道会社などの異業種に進むものなどがおり、進路は多岐にわたっています。

私は学生に、すべての人の生活基盤は住まいにあると話しています。ボランティアや現場実習を経験した学生たちは、身をもってその重要性を再認識していきます。本学科は社会福祉系の学科の中では非常に珍しく、福祉用具や住環境整備に関連する科目が複数あります。また、実物大の空間を体験できる生活環境実習室や数多くの福祉用具が備えられている実習室を持っています。そのような施設を通して得た知識がしっかりと身についていることを証明するためにも、早い時期に福祉住環境コーディネーター検定試験2級に合格できるよう指導しています。これまでに多くの学生が合格し、実習先や就職先で高い評価を得ています。

これからも、テキストで学んだ知識を体験演習でさらに深め、現場で活かせる力となるよう、学生ともども努力していきます。

(2012.3)