福祉住環境コーディネーター検定試験とは

推薦者の声

栗田 幸一さん

株式会社栗田建築事務所
(一般社団法人 東京都建築士事務所協会 台東支部 支部長)
所長

福祉住環境コーディネーターの知識を利用して

1999(H11)年に福祉住環境コーディネーター資格を取得しました。

当設計事務所では就学前の子供たちの施設、小学校から高齢者までが利用する福祉施設、住宅と店舗・事務所が一体となった建物、学校施設、スポーツ施設と多種多様な建物の設計・工事監理を生業としています。増加傾向にある住宅(戸建て、マンション)のリフォームの際に、福祉住環境コーディネーターの知識が生かされていると感じます。都内の某区では介護保険関係の改修で福祉住環境コーディネーター資格が有効になっています。

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全ての建物が福祉住環境にかかわってきます。医療・福祉分野と連携しながら、皆の知恵を出し合って年齢に関係なく住みやすい・利用しやすい建物へと改善していくことが重要です。耐震問題、空き家問題など、人口構造の変化に伴い、これからますます、建物環境の変化、複雑化が予想されます。我々、専門家はもちろんですが、依頼者の皆様自身も福祉住環境に関する知識を深めることで、一段高いレベルで、一歩先を見据えた環境づくりに取り組めるのではないでしょうか。

(2018.2)