eco検定の広がり
エコピープル支援事業

eco検定アワード

eco検定アワード2021

 eco検定は、「環境と経済を両立させた持続可能な社会の推進に向けて、環境に関する幅広い知識を正しく身につけることができる」検定試験です。東京商工会議所では、新型コロナウイルス禍、そして、アフター・コロナを見据えた時に、eco検定の知識を活かした、SDGsに沿った活動がますます重要になるとの認識にもとづき、eco検定アワード2021を実施しました。「環境と経済を両立させた持続可能な社会」の推進に向けて、eco検定アワード2021ご受賞のみなさまの活動を参考にしていただけますと幸いです。

eco検定アワード2021審査委員長挨拶

 ご受賞のみなさま、おめでとうございます。
新型コロナウイルスによる社会への影響は残念ながらまだ続いています。しかし、少しずつ私たちはその状況に対応し、新しい環境を創造しようとしています。それは、SDGsや気候変動への関心が高くなっていることに現れていると思います。

 私たちは、急激に変化をつづけるいまを生きています。そして、それは、未来を生きることでもあります。
私たちの感性のなかに過去は生き、私たちの生活のなかに現在があり、私たちの見識と想像のなかに未来があります。科学的根拠にもとづいた「そうあるべき」未来の姿を考えるとともに自由に「そうなりたい」未来の姿を思い描くことが大事です。
過去と現在を未来へとつなげること、未来のために、過去と現在を精一杯生きること、そして、未来に生きる人たちの可能性を活かすための選択肢を多くすることがいま必要なのかもしれません。
そして、それが環境問題の解決につながり、日々環境がよくなっていくのです。

 エコユニット部門で5組織、エコピープル部門で3名の方々が受賞されました。エコユニット部門では国立大学法人東海国立大学機構岐阜大学、エコピープル部門では林啓史氏が大賞を受賞されました。おめでとうございます。岐阜大学は、未来に向けた環境教育によって教育機関ではじめての大賞受賞となりました。林啓史氏は、経営改善や事業継承支援を環境活動と結びつけて行うといった自分の強みを活かしていることが大賞受賞につながりました。両者に代表されますが、今回、受賞されたみなさまの卓越した活動実績はもちろんのこと、コロナ禍を未来へのチャンスとして捉え活動されていることが高く評価されました。

 受賞された方々をはじめ環境保全の意識と知識を持ったエコピープルのみなさまの日々の活動は、持続可能な社会を実現への大きな貢献になるものです。わたしたちは、過去を知り、現在を生き、そうなりたい未来へとつないでいきます。eco検定アワードが、また、エコピープルの一人一人が、環境活動に継続して取り組むための励みと自信になり、一人一人のエコピープルの活動が広く社会へと「つながり」、持続可能な未来の実現へと「つながって」いくことを強く、願っています。

eco検定アワード2021審査委員長
鶴田佳史(つるた・よしふみ)
大東文化大学社会学部准教授

受賞者のご紹介 エコユニット部門

受賞者のご紹介 エコピープル部門

eco検定アワード2021 審査委員会

(敬称略・順不同)

委員長
鶴田 佳史
大東文化大学
社会学部社会学科 准教授
委員
井上 由美子
環境省 大臣官房総合政策課
環境教育推進室
室長補佐
委員
猪又 陽一
アミタ株式会社
チームマネージャー
委員
神田 修二
いであ株式会社
副社長執行役員
国土環境研究所 生物多様性研究センター長
委員
黒柳 要次
株式会社パデセア
代表取締役
委員
吉田 広子
株式会社オルタナ
オルタナ編集部 副編集長
委員
大下 英和
東京商工会議所
産業政策第二部長

 

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